WSJT-Xの公式サイトを見に行ったら、2.1.0-rc6が出ていた。
physics.princeton.edu
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WSJT Home Page
Software for Amateur Radio Weak-Signal Communication
注意事項が朱書きされている。当該部分をキャプチャした。
これによれば、rc6でのFT4は送受の時間が7.5秒、帯域幅は80Hzに変更されたそうで、以前の版との互換性がなくなっている。ドキュメントはまだだけれど、間もなく用意するとのこと。
rc5で広くリリースしてそのフィードバックを受けてのことだろうが、まさかrc版で仕様が変更されるとは…。よっぽどのことがあったんだろうな。デコード率の悪さをなんとなく感じていたけれど、これで改善されるのかな?
思うに、送受切替時間が6秒だったものを7.5秒に延ばしたのは、通信速度(ボーレート)を落としたのではなかろうか?そう考えるとやはりデコード率の向上を狙ってなのかなと。それは嬉しいことだけれど、こりゃまた変更届か?GA(正式版)は予定通りリリースされるんだろうか?とりあえず、少なくとも、ドキュメントがリリースされるまでは様子見。
それから、Known Issuesによれば、64-bit版で起動時に受信レベルが100%になってしまう問題はまだそのまま残っているそうだ。
【追記】
WSJT-X 2.1.0-rc6、一旦キャンセルされた
先のWSJT-X 2.1.0-rc6リリースの記事に対して、「ファイルがなくなっている」とコメントを頂戴した。 WSJT-Xの公式ページに行ってダウンロードのリンクをクリックしてみたら、確かにアクセスできなくなっている。 Windows版だ...
コメント
6秒が7.5秒は結構大きいですね。
デコードの確実性は上がるのでしょうが。
私も様子見です。
ファイルが有りませんね。
嫌な予感・・・
重大なバグが見つかったそうです。詳細は別記事にしました。
https://www.jh4vaj.com/archives/11477