予定通りテスト版が出ていた。今回は、Windows用のバイナリは64bit版も用意されていた。
WSJT-X 2.1.0-rc5も、正式版と同じく、WSJT-Xの公式サイト内にダウンロードリンクがある。この下が、WSJT-Xの公式サイト。
physics.princeton.edu
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Software for Amateur Radio Weak-Signal Communication
ということで、64bit版をインストールしてみた(Windows 10 Pro)。公式文書によれば、既存のWSJT-Xとぶつからないように別のフォルダにインストールしたほうが良いというようなことが書かれていたけど、そのまま普通にインストールした(WSJT-X 2.0.1と入換え)。
起動時のメッセージ。
「これはテスト版で、6月7日までしか使えないよ」ってことのようだ。
ModeにFT4が加わっている。
その他、設定画面も少し変っているけれど、大きな違いはなさそう。
とりあえず、FT8で動作確認。音声の入出力レベルが変っているみたい。受信信号はレベルメータを振り切っていたし、送信信号は逆に弱くなっていたので再調整。64bit版だから?詳細は不明だけど、そのレベルを調整してQSOできることが確認できた。
【追記】
WSJT-X 2.1.0-rc5のバグ情報が出ている。
physics.princeton.edu
https://physics.princeton.edu/pulsar/k1jt/Reported_bugs.txt
やはり、オーディオ入力のレベルが大きくなってしまうのはバグだそうだ。他にもいくつか掲載されているので、WSJT-X 2.1.0-rc5をインストールするなら要チェック。
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コメント
WSJT-X 2.1.0-rc5って起動するとPCのマイクレベルを100%にしてしまいますね。
面倒なので2.0.1に戻しました。
FT4ってどんな音なんだろうとダミーロードつないで7Mhzで送信してみたらすごい音。
FT8は結構心地よいのですがFT4は私の感性には合いませんでした。
でも短時間で交信できるのは魅力。航空機反射には使えそうです。
やはり、オーディオレベルが変るのはうちだけではないようですね。お知らせいただき、ありがとうございます。RC版ですから、まだいろいろあるでしょう。とは言え、RCなので、致命的なものはないとも思いますが。
FT4はメニューにあるのを見ただけで、何も試していません。音を聞いてみるのは面白そうですね。
Reported Bugsに上がってるので既知の問題のようですね。
回避策はその都度調整しろ・・・のようですので正式版が出たら再インストールします。
どうせ送信には変更申請が必要でしょうからゆっくりと。