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tinySAの本物とニセモノの違い


Erikさん(つまり、tinySAの開発者)が、tinySAのクローンと本物の比較ビデオを公開している。

比較内容はこんなところ。

  • キャリブレーション
    • キャリブレーション結果
    • キャリブレーション後のノイズレベル
  • 信号テスト
    • 信号強度
    • スプリアス
  • 周波数対測定値

これに則って、手元のものをチェックしてみる。

ファームウェア更新

その前に、ファームウェアを現時点の最新(tinySA_v1.3-265-ga0c410f)に更新。ファームウェアの更新手順はこちら。

ファームウェアをアップデートしたあとはセルフテスト。

問題なさそう。

動作チェック

では、早速テスト。

キャリブレーション

まずは、キャリブレーション。

あれ?いきなり、ぜんぜん違う結果。なにか手順が違うのかなぁ?あちこち見たけどわからない。とりあえず、これはこのままにしておく(この画面はPCでキャプチャできないので写真で)。

ノイズレベルは概ね-90dBmで問題なし。

周波数が上がると少し悪化するけど、それはErikさんのビデオのものも似たような傾向に見えるので、こんなものなんだろう。

信号テスト

これは、キャリブレーション用の内部信号を入力してチェックするもの。

信号強度

-25dBmほど。OK。

スプリアス

これもErikさんのビデオのgenuineのものと同様の結果なので大丈夫。

周波数対測定値

これは別途シグナルジェネレレータを用意し、正しい値を示すかのテスト。ErikさんのビデオではtinySAをもう一台用意してSGとして使っている。しかし、手元にはそうしたジェネレータがないのでこのテストはできない。残念。

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