NanoVNAの新しいファームウェアがリリースされた。本家のedy555さんの0.5.0。
これをインストールしてみようと思ったのだけど、フォークの一つのrealdさんの「字がでかい版」のベースが0.5.0になっていた。
ということで、こちらをインストールしてみる。
ダウンロード
現時点の最新版は、191117-0.5.0。ダウンロードリンクはこちら。
ファームウェアの書込み
ダウンロードしたZIPファイルを展開。
binもdfuもある。どっちを使ってもいいのだろうけど、dfuの方が楽なのでこちらを使ってみる(コマンドらいが短いと言うだけだけど)。dfuファイルを使ったファームウェアの書込みはこちらに書いた通り。
早速書き込む。
上手く行ったようだ。
動作テスト
まずは、バージョン情報を表示してみる。
もはやこの時点で字がデカイ。「デカイ」と言うより、「太い」かな。
文字が太くて見易い感じ。最下段の周波数表示は大きくなっているけど、そのため上下が削られてしまっている。仕方ないか。「CH0」や「CH1」は「C0」などと省略するという細かい工夫も。
「STIMULUS」で周波数をいじったあとだと、ジョグレバーはSPANの拡大/縮小として機能するようだ。マーカを選択したあとだと、これまで通り、マーカの移動。
メニューの文字もデカイ。ここで「INFO CH0」を選ぶと、
とても読みやすい^^
全体的に見やすいように思うが、「粗いドット文字」になってしまうので、読みやすいかは微妙に感じる。
NanoVNASaverで全体スイープ。
1200MHz帯はVSWR 1.1以下に収まっている。ピークも1.3以下。
ファームウェア0.2.3ではこんな感じだった。
これよりは、今回の方がずっといいが、NanoVNA-Q 0.4.3(下図)の方がもっとおとなしかった(縦軸のスケールが違う点には注意)。
まぁ、五十歩百歩かな。
【追記】
「白トカゲ版」もやってみた。LCDが壊れているので文字がでかくなるのも、ジョグレバーで周波数のスパンが変えられるのも、どちらもメリットはないのだけど、一応、試しにということで。
やはり、NanoVNA-Q 0.4.3の方が良い結果(下図)。
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