※頒布終了しました
概要
単純にArduino NanoをUNOの外形に合せるだけのアダプタです。「UNOのシールドを使いたいけど、Nanoしか手元にない」というようなときに役に立つかもしれません。
- 外形寸法、ピンソケット、DCジャック、リセットボタン、取付穴の位置はUNOと同じ
- Nanoだけに存在するA6、A7ピンも基板上に端子あり
- 「空き地」はユニバーサル基板化（2.54mmピッチ）
あくまで機械的な寸法を合せるだけです。論理的にUNOになるわけではありません。Arduino IDEでのボードの設定はNanoで使います。
シールドを乗せる場合は、Nanoの高さをクリアする必要があるので、ピンソケットに下駄を履かせます。秋月電子扱いのスタッキングコネクタが便利です。ピンの長さが14.3mmと19.0mmの二種類がありますが、上の写真は14.3mmのものです。8P+6Pと10P+8Pの二種類が一つずつ必要です。
【参考記事】
回路図と部品表
オマケ
回路図等の前にオマケを説明しておきます。Nano→UNOの外形変換のボードが本来の目的ですが、基板製造の際に「土地」が余るのでオマケを付けました。
左下が本来の変換ボードです。左上がシールド用のユニバーサル基板、その他、可変抵抗、3.5mmジャック、タクトスイッチのユニバーサル基板対応化ボードです。
しかし、3.5mmジャックは配線を間違っていたのでカットしました（正確にいうと、配線は大丈夫なのですが裏の印字が間違っていました。しかし、混乱の元ですので廃棄します）。
あくまでオマケなのですが、なんだか悔しいので3.5mmのジャック部を作り直しました。ついでに、DCジャック用のものも付け足しました。
オマケを組み立てた様子がこちらです（各1セット）。なお、これらの部品はキットには含みません。必要に応じて調達してください。
オマケのシールドボード（ユニバーサル）はこのような感じです。
回路図
PDFで用意しています。オマケ部を含めた回路図です。
部品表
NanoUNO本体
キットには以下の部品を含みます。
| 部品番号 | 品名 | 数量 |
|---|---|---|
| D1 | 1N4007 | 1 |
| J1 | DCジャック | 1 |
| P1, P4 | ピンソケット 1×8 | 2 |
| P2 | ピンソケット 1×6 | 1 |
| P3 | ピンソケット 1×10 | 1 |
| Nanoソケット | ピンソケット 1×15 | 2 |
| SW1 | タクトスイッチ | 1 |
| 基板 | 1 |
Arduino Nanoはキットには含みません。
オマケ基板適合部品
オマケ基板で使用できる部品のリストです。参考として秋月の通販コードも載せておきます。これ以外の部品でもサイズが合えば大丈夫だと思います（2連可変抵抗以外はどれも一般的なものだと思います）。
この表の部品はキットには含みません。必要に応じて手配してください。
| 品名 | 型番 | 秋月通販コード |
|---|---|---|
| 可変抵抗単連 | RK09D117000B | P-14827 |
| 可変抵抗2連 | RK12L12C0A0E | P-17473 |
| 3.5mmステレオジャック | MJ-352W-C | C-08958 |
| DCジャック | MJ-179PH | C-06568 |
| タクトスイッチ | DTS-63-N-V-BLK | P-03647 |
| ピンヘッダ | PH-1x40SG | C-00167 |
可変抵抗にはツマミもあったほうが便利です。
組立て
基板は手で曲げれば簡単に分離できます。バリはヤスリで削ってください。
ダイオード、タクトスイッチ、ピンソケット、DCジャックをハンダ付けするだけです。ピンソケットが傾かないよう気を付けるくらいで、特段難しいところはないと思います。下の写真に写っている部品がキットに含まれます（これ以外に含まれるのは、オマケ基板だけです）。
Arduino Nanoはソケットを使わずに直付けでも構いませんが、故障時のことを考えると交換できるようにソケットを使うほうが良いと思います。
ユニバーサル部のそばにA6とA7の端子を出しています。UNOにはこの端子はありません。必要な場合にはこちらから引き出せます。
頒布
頒布をご希望の方は、下記注意事項等をご確認の上、下のフォームからお申し込みください。
【注意事項】
- Arduino UNO用のすべてのシールド等が動作する保証はありません。
- 部品の調達の都合上、上の写真とは異なる場合があります。
- コストダウンのため、ほとんどの部品は海外通販で調達しています。
- 本機のマニュアルは当ページがすべてです。紙媒体はありません。また、本機は電子工作の経験がある程度ある方を対象としております。抵抗のカラーコードやコンデンサの値の読み方など、基本的なところの説明はしていません。電子工作の基本については、こちらのページに参考になりそうなサイトなどをまとめてあります。
- 資源の有効活用のため、梱包材は再利用することがあります。ご了承ください。
- 仕様や頒布価格は予告なく変更することがあります。
- 本機の組立てや使用による怪我・事故等には責任を負いません。
【価格】
- 頒布価格: 800円
- 送料: 230円
- 支払い方法: 銀行振込
【申込みフォーム】
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