また、Log QSO時の不具合に遭遇。相手局のコールサインに「/1」のように、いわゆるポータブル表記があるとLog QSOで相手からのレポート(Rpt Rcvd)が記録されない。
二件発生を確認できたので間違いないだろう。
なお、Gridも空欄になっているけど、これは相手のCQにGLが含まれていなかったため。2.0の仕様?
WSJT-X 2.0のリリースノートによれば、
- Compound and nonstandard callsigns are automatically recognized and handled using new message formats.
ということで、2.0ではこうした通常とは異なる形式のコールサインに対応したのようなのだけど、処理がうまく行っていないところがあるのかな。
RC版を含めて、これまで、このような特殊形式(?)のコールサインの局とはQSOしたことがなかった。今回、初めて気づいた。
2.0.1で修正された。
WSJT-X 2.0.1をインストール
WSJT-X 2.0.1がリリースされた。公式サイトによれば、2.0.1はバグ修正のリリースとのこと。2019年2月22日までに報告のあった問題点を修正したそうだ。WSJT-X公式サイトRelease Notes for Version 2...
【追記】
QSOしていただいた方から情報をもらった。ポータブル表記の局同士だと、シーケンスが上手く進まないそうだ。
こんばんは。 先ほどはありがとうございました。本件もそうですが、コールサインが、ポータブル同士だと、ずーっとコールのやり取りで、レポート交換できなかったです。
— TAK (@JR8QVT) December 16, 2018
これについては、マニュアルに記載があった。
7.5. Compound Callsigns
Redirecting to https://phy.princeton.edu/pulsar/k1jt/wsjtx-doc/wsjtx-ma&
Except for the special cases involving /P or /R used in VHF contesting, WSJT-X 2.0 offers no support for two nonstandard callsigns to work each other.
WSJT-X 2.0では、双方が非標準形式のコールサインはサポートしていないとのこと。
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