KiCadのPCBエディタの3Dプレビューアで、どういうわけか基板が分厚く表示されることがある。
極普通の両面基板なのだけど、どうしてこんなに分厚くなるのか?これくらいなら、まぁ、我慢できなくもないが、「さすがにこれは…」というものに遭遇した。
この話をTwitter(現X)に書いたところ、有益な情報をいただいた。
早速、基板の設定を開いてみた。
「誘電体 1」の厚さは1.51mmで、正しい。困った。
試しに「OK」ボタンを押してみたところ、3Dプレビューアの表示が正しくなった。
どうやら、OKボタンを押すことで基板厚が正しく反映されたようだ。画面で1.51mmと表示されていても、実際には別の値が設定されているということか。「OK」ボタンを押すことで、値が上書きされて正しい値になったのだろう。
念のため、Undo(Ctrl+Z)で表示がおかしい状態に戻し、基板の設定を開いて「キャンセル」ボタンで閉じたのではダメ(厚く表示されるまま)なことを確認した。改めて「OK」ボタンで閉じたら正しい厚さになった。このことから、やはり、表示と内部情報に食い違いが生じていると思われる。こんなところに書いていないで、バグ報告したほうがいいんだろうなぁ。誰かやってくれないかな。
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