まえがき(ことの発端)
AliExpressで買ったものが動作不良。まぁ、あり得ることなので普通にrefundの手続きを開始。安いものなら返品無しで全額返金となることが多いが、今回はそれなりの金額(と言っても$15くらい)なので返品しろと言ってきた。
返品手続きはこれまでにも何度か行ったことはある。例えば、これ。
販売業者に送って届いて業者が認めれば返金されるという流れ。話としてはわかりやすい(業者に返送先住所を送ってもらったり、発送する手続きは面倒だけど)。
今回はAliExpress Choice扱いの品。業者による発送ではなくて、AliExpressによる発送という扱いなのかな?Amazon primeみたいに。なので、返送先はAliExpress。それなら話が早そうだけど、実際にはものすごく大変だった。今回その顛末記。
refund手続き開始
対象の品はUV-K5。ひと頃よりは高くなってしまったので購入は控えていたのだけど、クーポンが使えるタイミングでそこそこ安くなっていたので、予備として購入。
届いてからしばらく放置していたが、「一応、動作チェックしておくか」と動かしてみたところ、問題があった。不具合内容は、ボタンを押すと液晶の表示が消えるというもの。その様子がこちらのビデオ。
動作確認してよかった。
このビデオを添えてrefund手続きを開始(AliExpress用語では「紛争」)。
即座に(というか、自動応答だろう)全額返金が認められた。ただし、返品が条件。
返品手続き
返品せよとのことだけど、AliExpress Choiceの扱いだからか、これまでの経験とは手続き方法が違う。
「返品コード」なるものが発行されて、これ(実態は四桁の数字)を品物に添えて配送業者に渡すらしい。返送先の住所等の記載は不要。
その配送業者がよくわからない。チャットでAliExpressに聞いてみたがいまいち要領を得ない。ともかく、業者からの連絡を待てとのことのようだった。
突然の引取り
数日経ったところでようやく配送業者が引き取りに来た。来たのは佐川急便。「連絡を待て」とのAliExpressからの指示だったので、いつ引き取りに行くとかといった連絡(あるいはすり合わせ)があるのだろうと思っていたのだけど、いきなりやってきた。
連絡が来て詳細がわかったところで発送の準備をしようと思っていたので、まだ準備していない。その旨を佐川のドライバに伝えたら、「今日はもう来れない。明日以降。時間指定はできない。」ということだったので、ともかく明日以降ということにしておいた。
ところが、その数時間後にそのドライバがまたやってきた。こちらは「明日以降」のつもりなので、荷物の準備はまだしていない。結局「明日以降」ということで。対応態度もいまいち。
佐川が来ない
しかし、翌日には佐川は来なかった。
さらにその翌日の夕方まで待ったがやって来ない。AliExpressから指定された返品の期限が迫っているので、佐川に電話してそのように伝えたら、数時間後に引き取りに来てくれることになった。
今度は前回のドライバさんとは違う方で、対応は非常に丁寧。無事、集荷してくれた。佐川もドライさん次第で対応がまるで違う。
返送品到着
集荷された荷物は翌日には配達された。中国まで送り返すのだろうと思っていたのだけど、どうやら国内に拠点があるようで、そこに配達されたようだ。
AliExpressのステータスに反映されない
ところが、AliExpressの返品ステータスには反映されず、返品待ちのまま。
元々の返品期限が過ぎたところで、返品の催促のメールが来た。新しい返品コードが発行されて、それで返品せよとのこと。そんなことを言われても品物はすでにお繰り返したので手元にはないし、もう届いたことになっている。
返品システムにはこちらからの連絡の手段が用意されていないので、AliExpressのチャットで連絡。返送伝票の写真を送れと言われたので、これを送付。
しかるべき手続きをしてくれることになった。
佐川のドライバさんからも連絡が来て「また集荷の依頼が来たんですが、前回とは別のものですか?」と。上のような状況を説明。
返送依頼を繰り返す
しかるべき手続きを取ってくれることになったのだけど、一向にステータスに反映されない。
そうこうしているうちに、二回目の返送期限を過ぎてしまった。そしたら、また新たな返送の催促メールが来た。
また、チャットで連絡。前回と同じで、発送伝票の写真が求められ、しかるべき手続きを取ってくれると。
これが全然ダメで、同じことを何度か繰り返した。そのたびに佐川にも手間を取らせてしまうことなって申し訳ない。
余談ながら、チャットの相手は人間なので、その人の日本語のスキルによって手間が大きく違う。日本人かと思うほどに流暢な日本語で対応してくれる人もいれば、翻訳ツールに頼っている人もいる。言語の問題だけじゃなくて、話の理解度がぜんぜん違うことあって疲れる。
返金拒絶通知
この流れを一か月くらい繰り返していたら、返品する意志がないものと理解されたようで、返金拒絶の通知が来た。
ここでようやく、返品システムの中で連絡(反論)できるチャンスが与えられた。発送伝票の写真を添えて、チャットでも何度も連絡していることも伝えた。
返品承認
数日後、ようやく返品が認められた。
返金の処理が行われ、PayPalには即時入金された。
クーポンで支払った分は差し引かれた。ま、そりゃそうだろうけど、これまでの手間を考えれば、その手間賃を補償してほしいくらいだわ。
以上、AliExpress Choiceの返品は大変だったという話。返送(発送)したことをシステム内で通知できるようになっていれば、簡単に済むのだろが。改善されることを期待するばかり。
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