前の記事のスミ入れした箱は、秋月の周波数カウンタのケースとして作ったもの。
二層構造にして、GPSモジュールとプリスケーラも組み込んだ。
詰めが甘くて、GPSアンテナを固定する結束バンドがLED基板に当たってしまったのでアンテナは固定できず。とりあえず、結束バンドを切って外したが、両面テープでも使うか?
まぁ、一応、形にはなった。
もう一つ詰めが甘かったのは、周波数カウンタとプリスケーラの仕様をよく確認しなかったこと。周波数カウンタ自体は上限が50MHz。プリスケーラは上限が1GHzなのは理解していたのだけど、下限が100MHzなのは見落としていた。なので、1Hz~50MHz、100MHz~1GHzという仕様。つまり、50MHz~100MHzが抜けてしまっている。まぁ、しょうがない。CH2がTTLレベル入力なので、ここに外付けのプリスケーラを接続すれば測定できるだろう(持っていないけど)。
あ、表示が間違っている…。左の方にスペックを書いているのはCH2じゃなくてCH1。CH2の仕様は上にも書いたとおりTTLレベル。悔しいなぁ。作り直す?
GPSモジュールを積んだので、それを使って周波数を校正できる。
送信側はダミーロード。受信側はワンターンループ(のつもり)。プリスケーラもちゃんと動いているようだ。
(間違っているところは修正するとして)頒布することも可能ではあるけど、果たして需要はあるか?
コメント
頒布ではお世話になりました。値段次第ですけど、このカウンタ死蔵(^。^;)してるのでケース入れて生かしてみたいですね。
ざっと考えて、ケース関連(ネジ類を含む)とGPSモジュールで3,500円くらいでしょう。
私も、このキットを組み立てました。秋月で購入できる「8GHz プリスケーラ HMC434」の回路をプリント基板化すると、需要は大きいのではないでしょうか(私が欲しいんですけどね。他力本願:-)
データシートを見ましたけど、8GHzはとんでもなくハードルが高そうです。評価ボードでは、インピーダンスマッチングのためだと思いますが、配線パターンの幅に収まるようにのチップコンデンサは0402(1005M)ですし。そういうのを無視して作ってどこまで使えるのかという興味もありますけど。
それと、あのチップは下限周波数が200MHzのようですね。見出しではDCからとなっていますけど、それは矩形波の場合。正弦波だと0.2GHzが下限と書かれていました。