回路上、値がシビアではない場合の抵抗値、どっちを使う人が多いのかと、ふと思いついてTwitterアンケート。
結果は、概ね2:1で4.7kΩ派が多い。私も4.7kΩ。昔の電子工作の記事で4.7kΩをよく見かけたのでその刷り込みだと思う。電子ブロックも4.7kΩじゃなかったかな?
単純に「どっち派が多いんだろう?」と思ってやってみたアンケートだけど、コメントで面白い話を頂いた。
なるほど。4.7kΩだとE6系列に入っているんだ。そして、それがコストに関わってくると。
アマチュアの電子工作だと、つまり、小売りで抵抗を買ってくるのだと抵抗値によらず同じシリーズなら値段は一緒だから気にしたことはなかった。工場で大量に仕入れる場合は、そのあたりもシビアに利いてくるんだ。
そこで、JLCPCBの部品実装サービスでの部品価格を調べてみる。例えば、10個使いで10枚作れば100個使うことになるので、多少は違うかもしれない。0805(1206M)での4.7kΩと5.1kΩを調査。
残念ながら(?)価格は同じ。正確には200個以上の場合は一個あたり$0.0001違う。100個あたりで1~2円程度違ってくる。微妙…。これ以外の個数での単価は、少なくても多くても同じ。どっちも同じくらいよく使われているのかな?
小売りで調達してくるのなら気にすることはない(というか、手に入るものを買う)だろうが、基板の実装サービスを利用するなら事前に一応チェックするのはありかも。とは言え、膨大な量を使うわけでもないだろうから、誤差の範囲か?それより、為替レートの影響のほうが大きいな。
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