以前Twitterだったかで見かけた自作のハンダ吸煙器を、ふと思い出した。それはPC用の冷却ファンに、吸煙器用の交換用フィルタを組み合せたものだったように思う。検索してみると同様な自作品がたくさん見つかる。たしかに、煙は気になっている。
ハンダゴテのメーカももちろん出しているのだけど、結構なお値段。
3Dプリンタを持っていれば簡単に作れそうだけど、あいにく持っていない。
AliExpressで似たようなものを探してみるけど、こちらも結構高い。
ということで、頃合いのファンはないかと探して見つけたのがこれ。
upHere 120mm USB扇風機 USB冷却ファン ミニ送風機 虹色 静音タイプ 1600PRM (2本1セット)【U1206-2】
ファンガートや足(?)がついているし、5V仕様なのでUSB充電器で使えて都合がいい。なんならモバイルバッテリでも使えるし。
二つセットなのは余計だし、LEDイルミネーションも不要だけど、値段でこれに決定(買ったときはもうちょっと安かったのだけど、値上がりしたみたい)。
届いたので早速動かす。フィルタは不織布マスクで。と思ったのだけど、不織布マスクを被せるとまったく風が通らない(なるほど、息苦しくなるわけだ)。
しょうがないので、それ用のフィルタを調達。
FEITA はんだ抽出器フィルター活性炭の煙霧吸収交換(Hakko/Xytronic/Aoyue吸煙器用)130 x 130 x 10mm(5個)】
かなりスカスカ。しかし、これでも結構抵抗になるようで、数cmまで近づけないとハンダの煙を吸ってくれない。もっとパワーの有るファンが必要なようだ。
ということで、お蔵入り。ここまでが数か月前の話。
そういえば、DC-DCコンバータモジュールが手元にあるのを思い出した。
これで電圧を上げてやればファンの回転が上がるんじゃないか?問題はどこまで上げて大丈夫かということ。
まぁ、とりあえずやってみる。じわじわ上げて、9Vまでは特段のトラブルは起きなかった。風量はかなり増える。限界を見極めるのが目的じゃないので、ここで打ち止め。
風量の具合で「このくらいかな?」というところに電圧をセットして作業終了。6.8Vくらいだった。
実際に煙を吸わせてみると15cm位の距離までなら吸い込む感じ。20cmくらいだと吸い込むというよりも、なんとなくそっち側に煙が流れていく。もうちょっと電圧を上げて風量を上げたほうがいいかも。実際の作業で使ってみて考えることにする。
改めてAmazonを見ると、まぁまぁの値段で吸煙器がある。
ファンコントローラも付いているし、替えフィルタも二枚付属らしい。これでもいいのかも。ただし、AC100V仕様。
コメント
手持ちの速度可変シロッコファン、何に使うか思いつきませんでしたが、良いヒントになりました。(AC100V 速度可変型)
コントローラがついているのはいいと思います。