ハムフェア2022にAKCの一員として出展し、キットの頒布を行う予定です。
頒布品や事前予約の情報など、随時このページを更新してお知らせします。
なお、ハムフェア2022では感染症対策の一環として、入場券(の半券)に名前などを記入して提出することになっています。当日は混雑が予想されるため、事前に別の紙に記入して持参することが推奨されています。
詳細と用紙はこちらです ⇒ ご来場者の連絡先等の把握にご協力のお願い
出展日と事前予約
出展日
ハムフェア2022は、8月20日(土)と21日(日)の二日間開催されますが、AKCではそれぞれの日で出展内容が異なります。今回は八名が出展し、それぞれの日に四名ずつが展示を行います。私の割当日は一日目(20日)です。
AKCの他のメンバの出展日・頒布品等についてはこちらのページをご覧ください。
なお、AKCはメンバがそれぞれ個別に頒布を行います。まとめての頒布(会計)はできません。ご了承ください。また、お釣りが発生しないよう、小銭のご用意をお願いいたします。
ブースの場所
会場案内図はこちらです ⇒ ハムフェア2022会場案内図・出展クラブ一覧
AKCの出展ブースはC-49です。
- 会場全体図
- 拡大図
事前予約
当日の混乱を避けるため、また、感染症対策の意味も含めて、事前予約を受けることにしました。もちろん、当日、予約なしでも頒布します。
なお、事前予約は前日(19日(金))までです。
引渡し
事前予約頂いた場合の引渡は二つの方法を用意します。
- 郵送
- 当日引渡し
郵送
通常の頒布のように、郵送します。
発送はクリックポストです。送料はお申込み内容によって変ります(230~300円。梱包材による)。なお、今回は5,000円以上の場合は送料無料とします。ハムフェア特別対応ということで。
裏事情ですが、私としても重い荷物を会場まで運ばずに済むというメリットもあります。私の頒布品はケースもガラスエポキシ基板ですので重量が結構あります。小さいものですから一台なら全然大したことはないのですが、それなりに台数がまとまると相当重くなってしまいます。これを当日会場まで運ぶのは一苦労なのです。晴天ですとものすごく暑いですし、雨だと濡らさないようにするのが大変。こういう事情と感染症対策の側面からも、今回の対応を決めました。
ということで、できるだけ郵送を選択いただけるとありがたいです。
発送は17日(木)以降です。入金確認後、順次発送します。
当日引渡し
当日の午前中は混雑が予想されます。そこで、事前予約者への引渡しは午後でお願いします。とはいえ、時間の都合もあろうかと思いますので午前中でもお受けします。ただし、混雑していると時間がかかることが予想されます。その点、ご了承ください。
また、引渡しは二日目(21日(日))でも構いません。二日目は私の展示はありませんが、会場には居りますので、声をかけてください。二日目も午前中はブースの混雑が予想されますので、できるだけ午後にお願いします。
来場日時は予約の際にお伺いします(申込みフォームに選択欄あり)。
申込み
終了しました
当日頒布分も確保しますので、事前予約予定台数に達し次第、締め切ります。
出展・頒布品
ハムフェア2022会場での展示は以下を予定しています。
- FDBM01 – F2Aセミブレークインアダプタ
- TTKY01 – ディスプレイ付きエレキー(K3NG CW Keyer)
- DCPA03 – PC-CWキーイング USBインタフェース
- ESPF02 – SSB向けフィルタ
- 1223H01 – 1200MHz 2/3λヘンテナ
- SSDL01 – QRPダミーロード
- BSDL01 – ダミーロード 50Ω/20W/BNC
- RMEE01 – E24系列に基づく抵抗計
すべてを並べることはできないので、リクエストに応じでお見せするような格好になると思います。現物を確認して検討したい場合はお早めにどうぞ(上に書いたように、私の出展(展示)は21日(土)だけです)。
これら以外にも事前にお申し込みいただければ頒布できます。以下に頒布可能品を紹介します。
頒布価格は各ページを参照してください。なお、ハムフェア特別対応として100円未満の端数は切り捨てます。細かい金額のやり取りは大変ですので。事前申込みでもこの特別対応は同様に適用します。
アマチュア無線関連
FDBM01 – F2Aセミブレークインアダプタ
F2A通信で面倒なのがPTTの制御です。キー操作で送信状態にするとトーンが頭切れを起こします。また、キーをOFFにする度に送信が切れたのでは、聞いている方はスケルチがバサバサ言ってうるさいです。
そうした問題を解決するのが本装置です。キーのONからトーンの発生を指定時間遅らせることができます。また、キーのOFFからPTTのOFFも遅らせられます。どちらも0~1秒の可変です。これでF2Aでセミブレークインを実現します。
この他にも受信音と送信音(サイドトーン)をヘッドフォンで聞くことができる、マイク対応など必要と思われる機能を詰め込みました。「F2Aでここまでやるか?」というほどの内容です。メーカでは絶対に作らないであろう、アマチュアならではこだわりの装置です。
詳細はこちらの専用ページでご覧ください。
ハムフェア2022特別仕様として、赤筐体も用意しています。
TTKY01 – ディスプレイ付きエレキー(K3NG CW Keyer)
オープンソースのk3ng_cw_keyerを実装したエレキ―装置です。元々はArduinoをベースとしたエレキーで、非常に多くの機能があります。その中から各自が必要な機能を選択して実装するというスタイルです(と、理解しています)。
本機では、次の機能を搭載しています。
- 液晶ディスプレイ
- きれいなトーン(K3NG CW Keyerとは直接的には関係のないの独自機能)
- ストレートキー対応(もちろん、パドルもOK)
- 受信送信5文字エコー練習モード
- メモリ数: 4
- 送信機対応数: 4(フォトカプラによる絶縁)
- 電源電圧: 5~13.8Vの広範囲対応
モールス練習機としても実運用機としても使用できます。
詳細はこちらのページでご確認ください。
こちらも、ハムフェア2022特別仕様として赤筐体を用意しています。
また、下のDCPA03を使うとメモリへの入力がとても簡単にできます。
DCPA03 – PC-CWキーイング USBインタフェース
PCでCWの送信操作を行うためにインタフェースです。接続はUSB micro Bケーブルです(別途ご用意願います)。ctestwinやzLogで使用できます(PTTにも対応)。
また、別途配布しているソフトウェア「pdem – パドルエミュレータ」を使用すると、エレキーのメモリ入力装置として使用できます(PCからの文字入力に応じてパドルの代りに長短のキー操作を行います)。
詳細は下記ページをご覧ください。
ESPF02 – SSB向けフィルタ
SSB特有の「シャー」っというノイズを軽減するフィルタです。人の音声を聞くだけなら高い周波数は必要ないので、1.6kHzくらいより上をカットするように設計した単純なLPFです。
電源不要で、リグとスピーカの間に入れるだけです。
以前頒布していたものですが、ハムフェア2022のために復活させました。
詳細はこちらです。
1223H01 – 1200MHz 2/3λヘンテナ
1200MHzのハンディ機に直結できるお手軽なアンテナです。2/3λヘンテナは「ヘンテナ」の派生として開発されたものですが、よくよく見ると二つの1λループをつなげた格好になっています。二つの1λループといえば、ツインデルタループが有名ですよね。それの変形として見ても良いのかも知れません。
これも、ハムフェア2022に合せて復活させました。
詳細はこちらです。
SSDL01 – QRPダミーロード
コンパクトなダミーロードです。499Ω 2Wのチップ抵抗を10個並列説属していますので、「額面」上は20Wということになりますが、発熱が大きいのでそこまでは使えません。5W程度までが実用範囲だとお考えください(短時間なら10Wでも使えますが、あっという間に非常に高温になります)。
SWRは150MHzで1.05以下、500MHzで1.2以下です。SMA、BNC、UHFの各変換コネクタが付属します。
これは新作(未頒布)です。
詳細はこちらです。
BSDL01 – ダミーロード 50Ω/20W/BNC
自作ダミーロードでよく見かけるタイプのものです。300Ω 5Wの抵抗を6本並列接続しています。基板間に柱を立てているので、思った以上にしっかりしています。
SWRは150MHzで1.1以下です。
詳細はこちらです(オプションのBNC-UHF変換コネクタは廃止しました)。
SPDL04 – ダミーロード6GHz/10W(基板のみ)
GHz帯で使用可能なダミーロードです。手元の測定機による実測ではSWR<1.2@6GHzでした。
基板単体での頒布です。1枚100円。抵抗とコネクタは別途調達してください(秋月電子で購入できます)。
詳細はこちらです。
電子工作関連
RMEE01 – E24系列に基づく抵抗計
抵抗値がE24系列のどれに該当するかわかる抵抗計です。
例えば、デジタルテスタで測定すると、4.491kなどと表示してくれます。詳しい値はわかるのですけど、一方で「これって回路図のどれ?」というのがわかりにくいです。通常の設計では、4.7k等、E24系列に従った値を使いますので。
そこに着目した測定器が本機です。測定値の他に、E24系列のどれにマッチするのか、そこからの差分は何Ω・何%かを表示します。抵抗の測定が非常に楽になります。また、選別して値を揃えたい場合にも便利です。
詳しくはこちらをご覧ください。
LBCK03 – LED明るさチェッカ
LEDチェッカではありません。電流制限抵抗の値とLEDの明るさの具合がすぐに分かるチェッカです。電流値ではなくて、抵抗値がすぐに分かるのがミソです。
LEDをちょくちょく使う人にとってはものすごく便利な小道具です。
詳しくはこちらをご覧ください。
NanoVNA L/C測定アダプタ
NanoVNA(など)でLやCなどを測定するジグです。トランジスタ技術2022年7月号のNanoVNA特集内で使用している測定ジグはタイプ4です。
詳細はこちらをご覧ください。
AFSS01 – AVR最初の一歩セット
1チップマイコン「AVR」のお勉強実験セットです。ATtiny85を使ったデジタル入出力、アナログ入力の実験ができます。FDBM01のマイコン部の開発はこれを使って行いました。
USB経由での書込みツールとしてUSBaspが付属しています。
詳細はこちらをご覧ください。在庫僅少。
AWAB01 – AVR書込みボード
AVR書込みのジグです。ICSP(ISP)端子経由でATmega328PやATtiny85に書き込むことができます。他のチップでも使えるかも知れませんが、未確認です。
ライタにはArduinoISPやUSBasp(上の AFSS01に付属)などが使用できます。TTKY01やRMEE01はこれを使って書き込みを行っています。
詳しくはこちらをご覧ください。
FFCW01 – 表面実装ハンダ付けトレーニングキット/モールス練習機
表面実装部品のはんだ付け練習セットです。実用性はあまりありません。とは言え、まったく使えないのも面白くないのでもーるする練習機として動きます。
ハムフェア特価、半額で。
詳細はこちらです。
REGM02 – 317三端子レギュレータ基板
表面実装タイプのNJM317DL1を使うレギュレータ基板です。実験や装置組込み用として。
ハムフェア特価、2枚で100円。
REGMPQ20RX01 – 可変レギュレータ基板
低損失可変レギュレーターPQ20RX11を使用する定電圧基板です。格安オシロスコープDSO Shellに組み込む目的で設計したものですが、今回は、基板単体ハムフェア特価で2枚100円で。