これまでにカウンタポイズをつないだところまでやってみた。
これはアンテナ直下(3mほど)で測定したもの。
今度は、これを同軸で部屋まで引き込む。実際やってみたら結構長くなった。ちゃんと測ってはいないけど、多分、15mは越えている。20mまで入っていないかな?
で、測定。
あれ?なんか致命的な失敗の様子。久しぶりのコネクタの半付で失敗したか?
アンテナ側のコネクタを外して測定したら同じ結果だった。ということは切れてる?試しに、外したコネクタをショートして測定してみた。
オープンでもショートでも形はほとんど一緒。ディップポイント(周波数)が若干ずれているが。同軸ケーブルの固有共振周波数ってことかな?
さらに、アンテナの代りに50Ωの抵抗をつないでチェック。
ちゃんと、SWRが1になってる。ということは、同軸は問題なし。問題があるのはアンテナ側。
あやしいと思われるのは、コネクタ。抜き差しが固くて、こんな事件があったから。
このとき壊れたコネクタはケーブル側だったのだけど、力を入れて引っ張ったせいで、RFチョーク側のコネクタも内部で断線したのかも。
ということで、RFチョークなしで1:9バラン(UNUN)に同軸を直結してみた。
あぁ、やっぱ、あのチョークのケーブルが中で断線しているんだろう。
別のRFチョークに交換してみた。
何とか元に戻った感じ。以前のチャート(アンテナ直下での測定)を再掲。
これと今回のとを比べると、同軸の固有共振との合成になっているのが分かる。ちょっと怪我の功名。
ここまでが、アンテナ側は以前のままで同軸で部屋まで引き込んだ状態。カウンタポイズは6mと12mの二本を仮設。で、カウンタポイズの先端を電灯線のアース端子につないだらかなり変ることの確認もしていたので、今度は、実際に接地してみることにした。
まずは、設置のためのワイヤだけをつないで測定。仮設カウンタポイズを外して、接地用のワイヤ10m弱を接続。給電点が二階のベランダなので、地面までは結構距離がある。
この状態でカウンタポイズとして機能していることが分かる。
接地用ワイヤが若干短かったので1.5mほど延長。この状態でも測っておいた。
思った以上の変化。10MHzあたりの改善が著しい。
そして、実際に接地。1mほどのアース棒を打ち込んだ。
これまた大きく変化。ローバンド側が一気に改善。逆に、接地前に良かった10MHzは大きく悪化。上の方のバンドはあまり変化なし。
さて、この後どうするか?適当な長さのカウンタポイズを追加してみるか?それとも、接地棒を増やしてみるか?
まぁ、この状態でも、10MHzをのぞいて、3.5~30MHzの範囲でSWRが概ね2.5以下になっているので使えないこともなさそう。無線機内蔵のアンテナチューナもあるし。
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