前回発注時にアルミ基板も無料クーポンの対象だということに気づいたので、今回はアルミ基板を作ってみた。ただし、アルミ基板は作れる範囲の制限が厳しい。
アルミ基板の無料の範囲の条件をざっと書き出すとこう。
- サイズ: 100x100mmまで(FR-4(ガラエポ)だと100x150mmまで行ける)
- 枚数: 5(これはFR-4と同じ)
- 銅箔層数: 1(これ以外の選択肢がそもそもない)
- 厚さ: 1.0、1.2、1.6mm(これら以外は無料クーポン対象外)
- ソルダマスク色: 白、緑(そもそも色数が少なく、かつ、これら以外は無料クーポン対象外)
この他、最小穴径が0.8mm。だったのだけど、今見たら1.0mmになっている。条件が変ったのかな?
実のところは、銅箔層が片面限定ということに気づいたのが発注時。両面で設計して全面にビアを打っていた。ところが、いざ発注しようとしたらMetal Layersの選択肢が「1」しかなくて愕然。ビアを全部削除し、ガーバーファイルから裏面データ(銅箔やらマスクやら)のファイルを抜いて発注した。元はもう少し部品が載っていたのだけど、片面だとできることが限られるので、必要最小限にした。
発注したのが8月19日、発送が23日(アルミ基板はガラエポ基板よりも製造日数がかかる)、手元に届いたのが26日。発注から一週間。早い。DHLの配達予定日は31日だったのだけど、予定よりも五日も早く届いた。
今回はロゴ入り段ボール箱。アルミ基板なので、主たる目的は放熱板。
表面の白レジストはとってもきれい。文字がとっても際立つ。裏はレジストが乗っていないのでアルミのまま。カットしたエッジが立っているので、ヤスリがけした方が良さそう。ちなみに、5枚発注で6枚入っていた。
しかし、作ったはいいが、上手くハンダ付けできるだろうか?予熱は必須だろうけど、ヒートガンで大丈夫かな?
こういうちょっとした思いつきの実験も手軽にできるので、ALLPCBの無料クーポンはとってもありがたい。
実際に組み立てた。
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