WSJT-X 2.3.0のRC版を試そうと思っていたのだけど、もうGA版が出たらしい。早速インストールすべく、公式サイトへ。
あら、もう2.4.0-rc1が出ている。この際なので、2.3.0ではなくて、2.4.0-rc1を入れてみる。「rc1」ということは、RC版とはいえ、最初のものなので少々不安ではあるけれど、そこが面白い^^
WSJT-X 2.4.0-rc1試用
起動。
rc1の使用期限は2021年4月27日とのこと。結構長いな。
設定は2.2.2のままで普通にQSOできた(FT8)。
すぐに気づいたこれまでとの違いは、ウォータフォールでカーソル位置に周波数が数値で表示されるようになったということ。
これをオフにするような設定は見当たらなかった。2.3.0は試していないので、もしかしたら、2.3.0ではすでに入っているものなのかも。
新機能
新しい機能をさっと見ておく。
WSJT-X 2.3.0
WSJT-X 2.3.0のオンラインユーザガイドの「New in Version 2.3.0」に詳細がある。
これによれば、FST4とFST4Wという新しいプロトコルが追加されたとのこと。ともに、長波、中波での使用を想定しているようで、FST4が2ウェイQSO用(JT9の置換え)、FST4WがWSPRの置換えらしい。このあたりは装置は持っていないから使う機会はないかな。
WSJT-X 2.4.0
こっちはまだユーザガイドは出ていないので、リリースノートをチェック。
こちらはQA65という新モードが追加されたとのこと。余談ながら、FST4/FST4Wでは「new digital protocols」となっていたけど、QA65は「new mode」となっている。どう使い分けているんだろう?
それはさておき、QA65。こちらは、VHF以上でのEMEとかイオノスキャッタ(iono-scatter)での使用を想定したもののよう。これも、今は使いそうにないかな?ところで、イオノスキャッタってなんだろ?電離層での拡散なのかな?
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