で、jh8jnfさんから次のコメントを貰った。
あ、ふと思ったのですが、コイルの1次・2次の巻き線の方向はどうなっていますか?
送信機側のGNDにアンテナ側のコイルのHOT側がつながっているとまずいことになりそうな気がしますがどうですかね?
言われて気づいた。気にしていなかったことを^^;
早速、実装を確認したところ、正に指摘されていた状態になっていた。この実装された状態だと、二次側(アンテナ側)の巻線を解いて、それを巻き直すのが簡単なので、その方法でやってみる。
結果は、前が68度で今回が54度なので、発熱は下がったようではあるが、まだまだ高い。しかしながら、送信中はインタフェアで温度表示が不正確(かなり高く表示される)ので、送信を終了してから測るため、温度が下がってしまう。正確なところはなんともわからない。
が、しかし、そんなことよりも、もっと大きな問題に気づいた。
前の記事で、強制バランを入れる実験を行った。回路図を再掲。
この図のバツのところを切って、コイルの一次と二次を切り離したつもりだった。
しかし、実際には、コイルの一次と二次のコールド側を接続した上でGNDに接続していたため、切った場所が違っていた。図で表すと次のようになる。
ケースに実装する際、配線を楽にするためにまずは一次・二次ののコールド側をまとめたのをすっかり忘れていた。
これじゃ、SWRが落ちるわけがない。アンテナ側にカウンタポイズをつないでもダメなのも当然(それ以前の問題)。強制バランもまともに機能していない。
そんなわけで、この実験は再度やり直し。
Gawantもどき - 強制バラン+フロートバランの特性測定
ロッドアンテナの修理が終ったので、FT82-43によるフロートバランとFT50-43による強制バランの組合せでのGawantもどきのテスト。 ついでに、ローバンドモードでの下側の余裕を確保すべく、巻数を増やした(中間タップの先を13T→17...
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