NanoVNAの相場が下がってきた。キャリブレーションキット・同軸ケーブル付き、電池込み、シールド板ありと謳っているもので、送料と合わせてUS$32程度(ケース付きのモデルはもっと高い)。ということで、予備機として一台調達。前はeBayで購入したが、今回はAliExpressで(単純に安かったので)。
3月5日発注、19日着。結構早い。配達記録扱い。
前回のものと比べて、ケースが違う。写真、下が今回のもの、一見スリムだけど、その分、分厚くなっている。なお。上の写真では、前回のものは自作のケースに取り替えており、付属品は入れていない。また、今回のものは(も)NanoVNA本体はビニル袋に入っていたが、それは外している。
電源投入。
NanoVNA-Hのロゴに、ファームウェアは0.4.0。そこそこ新し目。
しかし、物理的に問題が。レバースイッチがグラついていておかしい。ちょっといじっていたら、外れた…。
即、Open Dispute。何度かのやり取りで返金してくれることになったけど、「まずはdisputeを取り下げて、PayPalアカウントを知らせろ」と。以前、そう言う業者の要請に応じたらトラブったことがあったので、今回は拒否。「AliExpressの通常の方法で返金してくれ」と突っぱねた。向こうからは、「対応している返金手段はPayPalだけ」と言ってきた。
そして、AliExpressの介入。結局、返品不要の全額返金。もちろん、PayPalではなく、通常のルートで。
しばらくして、返金されていることを確認。これについては、一件落着。しかし、レバースイッチが壊れているの、どうする?まぁ、レバースイッチがなくても使えるけど。
さて、中身。
前回のものと比較。上が前回のもので、下が今回のもの。
- バッテリの容量が大きい(600mA)
- バッテリはコネクタで接続
- バッテリ電圧検出ダイオード実装済み
- シールド板の形状が違う
- 基板が違う(前回のものは、バッテリの下に「NanoVNA V3.1」の印字あり)
もうちょっと細かく見ていく。
この部分、部品の実装が明らかに違う。部品番号もまったく違っている。左が前回、右が今回。
シールド板の固定方法も違う。前回(上)は長辺だけで基板に固定されていたが、今回(下)は四辺すべてが基板に固定されている。シールド板の中はまだ見ていない。
続いてケース(上下パネル)。
前回は上下ともに薄い基板だったが、今回は下だけは厚手の基板(一般的な厚さの1.6mmだと思う)。色はつや消し黒。
印刷されたQRコードが全然違う。前回のもの(上)は公式サイトと思しきページが開くが、今回のもの(下)はこんなのが。
なんじゃ?
それからネジ。
前回は低頭ネジ(右)だったが、今回は皿ネジ(左)。
試しに、430のホイップアンテナ。
NanoVNA本体を手で持った状態でこんな感じ。それらしく測れているっぽい。
レバースイッチは秋月で発見。
たぶん、これ。最初に手に入れた白トカゲ版と同じ形状。
二台目はこっちの形状。
見た目の印象と違って、この方が操作しやすい。
高いものじゃないので交換したいけど、まずは、上手く外せるか?
コメント
今晩は
突然失礼します。OMの投稿を勉強させてもらってる者です。
私もnano-VNAのレバーSWが破損して、交換しました。
大陸から10パック入りを購入したのが残っていますので、
御入用でしたら郵送します。
細やかな、タヌキワッチのお礼です。
ありがとうございます。秋月にありそうなので、今度何か注文する際に一緒に購入しようと思っています。ですので、お気持ちだけ、ありがたく頂戴いたします。今後とも、どうぞよろしくお願いします。