小電力で使えるSWR計が欲しい
というわけで、JL1VNQさんのキット「QPM-01」を分けて頂いた。
- 1.8~50MHz帯
- 0.1~20W
- アンテナー送信機の端子入替え可能
詳細はこちら。
開発の経緯も公開されている。
組立て
内容物。
私の不親切なキットとは違って^^;、印刷されたマニュアルも入っている。
早速、組み立てる。三端子レギュレータのピッチが狭く、ハンダブリッジしやすい。
写真、ブレてるなぁ…。足間が狭いと言うよりも、ランド間が狭い。細いハンダ小手を使うか、フラックスに頼るか、と思いつつ、横着して太めの小手で組立ててみたら、案の定、ブリッジした。というこで、フラックスを使ってやり直し。
他に面倒なのはコイル巻きくらいか?
ワイヤの長さは充分。もう一個巻けそううなくらいある。
いくつかのパーツは基板の裏に取り付ける。その点に注意。コイルも裏面実装。
わかりにくいけど、1回巻き側は現物合わせで被覆を剥がした。
と、ここまでは順調だったのだけど、BNCコネクタの取り付けでやってしまった。これも裏に実装するのだけど、うっかり表に付けてしまっった…。他の部品ならまだしも、BNCコネクタでやってしまうとは。諦めようかと思ったけれど、電動式のハンダ吸取器を試してみた。
かなり大変だったけど、これでなんとか外すことができた。とはいえ、足が二本ほど折れてしまったが^^; これがなかったら、絶対に諦めてた。あ、動揺して写真を撮り忘れた…。
調整と動作確認
色々あったけど、なんとか完成。
手持ちの別のSWR計を使って調整。正確性はわからないけど、他にないからしょうがない。ちなみに、元々持っていた方のメータは、SWRと反射波は5W以上でないと正しくないことがマニュアルに記載されている。なので、QRP用のものが欲しくなったわけだけど。
SWR表示。
反射電力表示。
他に隠し機能があるそうだけど、まだ見つけていない。
まとめなど
余計なトラブルさえなければ、組立ては簡単。注意点は以下。
- 三端子レギュレータのハンダブリッジに要注意。
- ICソケットはしっかり押し付けてハンダ付けすること。少しでも浮いていると上のアクリルカバーに当たる。実は、ちゃんと確認しながら付けたつもりだったのだけど、わずかに片側が浮いて傾いてしまっていて、フタに干渉した。半田付けやり直し。
- 裏面実装部品を間違えないように。マスキングテープを貼っておくとかするといいかもしれない。あるいは、いっそのこと、(ほぼ)すべての部品を表に実装してしまってもいいかもしれない(裏に実装するのは外部電源用コネクタだけ(電池ボックスは最初から裏に実装済み))。これで問題があるとすれば、液晶パネルが奥に引っ込んでしまうことくらいだと思う(でも、どのみち上カバーは透明パネルなので視認性には問題はないと思う)。
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