WSJT-X 2.1.0でFT4を運用していて、ふと気づいたのがTurbo HAMLOGのモードがMFSKになっていること。というおとで、動作を追ってみみる。
まず、WSJT-X 2.1.0のLog QSOのウィンドウ。
ここは問題ない。ちゃんとFT4になっている。
ここで、「OK」を押すと、JT_Linkerに渡る。
あら、ここで、MFSKになっている。これでは、Turbo HAMLOGにMFSKと記録されるわけだ。
ということで、JT_LinkerのFT4判断が上手く行っていないっぽい。
しかし、WSJT-XのLog QSOウィンドウではFT4になっていたしなぁ、と思い、wsjtx_log.adiファイルを開いてみる。
FT8やJT9ではmodeにそれが記録されているけれど、FT4はmodeがMFSKでsubmodeがFT4と記録されている。submodeという項目が増えたのかな?
さて困った。
まずは、JT_Linkerの公式サイトを見に行ってみる。そしたら、新版が出ていた。「Ver.2019.07.20」とあるので、今日、2019年7月20日付けのバージョンだろう。なんと、タイミングよく見に行ったことか^^
JT_Linker公式
http://ja2grc.clear-net.jp/~ja2grc/my_software/my_software.h…
この直リンクがアクセスできないときは、JA2GRCさんのポータルサイトからたどってみるべし(リンク先変更の可能性があるため)。
で、このFT4がsubmodeとして記録されていること関しては、こちらのブログ記事に説明がある。rc7当時の説明だけど、たぶん、これがJT_Linker Ver.2019.07.20で正式採用されたのだと思う。
ということで、この新しいJT_Linkerをダウンロードしてインストール。
インストーラを起動したら警告が出たので「詳細情報」をクリックして先に進める。このあたりは、WSJT-Xと同じ。
新しいJT_Linkerを起動したら、設定ファイル(だと思う)の変換を促すウィンドウがポップアップした。
「OK」で進める(他に選択肢もないし)。
JT_Linkerが立ち上がったので、設定を確認。
「SubM」にチェックが自動で入っていた。ということで、そのまま閉じる。
では、改めてFT4でQSOし、一連の流れを確認。
JT_LinkerでちゃんとFT4と認識されている。
もちろん、Turbo HAMLOGにもFT4と転送されている。
MFSKになってしまっているものは、忘れないように手動で修正することにする。
コメント
情報ありがとうございます。WSJT-XをV210にupして,FT4でTurbo HAMLOGとの連動がすんなり動くことを確認できました。
役に立ったようで良かったです。ソフトウェアの作者さんに感謝。