ちょっと思うことがあって、ワンチップマイコンを調べてみる。検索してみるとPICを推す声とAVRを推す声とがある。記事を書いた時期によってもだいぶ違うようだ。ま、今はどっちを使うにしても、Microchip社製ということになる。
どっちでもいいのだけど、そう言えば、ArduinoがAVR(ATmega)だということを思い出し、AVRで行こうかと決める。もしダメならPICを調べればいいだろうし。まぁ、AVRがダメってこともあるまい。
書籍
さて、検索すればいろんな情報が見つかるのだけれど、どうしても断片的な情報になりがちで、「最初の一歩」がよくわからない。最初はまとまった情報が欲しいと思い、書籍を買おうと検索。しかし、案外少ないし、新しいものはないようだ。トランジスタ技術SPECIALやトラ技のバックナンバにないかなと思って見てみたけど、残念ながらそれもなさそう。
今出ているものの中から探すしかなく、どれにしようかと考えた末、レビューなどを参考に、こちらを購入。
試しながら学ぶAVR入門―マイコンの基礎と電子工作とWindowsアプリケーションの作り方 (SkiLL up mycomputer…
正誤表など。
パラパラとめくると、それほど難しい話もないようなので、さっと拾い読み。なんとなくわかったような気がする。あくまで「気がする」だけだけど。
ISPの接続方法
それでもわからなかったのが、ISPの共存方法。AVRは回路に搭載したままプログラミングできる。それが、ISP(In-System Programming)。これを使うにはI/OピンのいくつかをISP用に割り当てる。しかし、その分だけI/Oに使えるピンが減るわけで、8ピンのAVRでISPは現実的ではない?という疑問をTwitterに書いたらアドバイスを貰えた。
なるほど。実質的に影響しないように組むってことか。こういうアドバイスが頂けるので、Twitterは本当に助かる。
ちなみに、このあたりの話は上の書籍では触れられていない(いや、正しくは、共存させる場合はISP使用時は回路を切り離せみたいな説明がされている。それなら絶対安全だけど面倒)。
圧電ブザー
もう一つこの書籍でよくわからないのが、圧電ブザーにピンを二つ使用していること。ちょっと引用。
二本も使うのはもったいないなぁ。ネット上に公開されている情報を見ると、一本しか使っていない例がたくさん(一方はGND)。ということで、二本使わずとも一本だけで圧電ブザーもいけるに違いない。二本使う例はネットでは見つけられなかった。どういうメリットがあるんだろう?
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